最近、個人の印象としてCTOの治療に非常に興味を示される方と、そうでない方の差が大きいような気がしております。
その原因としては、CTO治療の必要性の感じ方の違いや克服困難な手技の複雑さによる挫折等も関係しているのではないかと思います。
欧米、アジアそれぞれでCTO治療に対するストラテジーの進め方が確立されてはいますが、手技の細部では個人の技術力が物をいうのも事実であり、
その技術力の底上げが今後のCTO術者の育成にもつながると考えております。
このセッションは今ひとつCTO治療に興味を持てない先生方に再度CTOを治療する必要性を認識していただきたく、
またCTO治療に一歩踏み込んだものの進みあぐねている先生方にそれを超えるきっかけとなるヒントを掴んでいただきたく企画いたしました。
座長、演者の先生方にはお忙しい中大変申し訳ございませんが、ご協力の程宜しくお願い致します。