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第58回日本痛風・尿酸核酸学会総会

会長挨拶

大山 博司

第58回日本痛風・尿酸核酸学会総会

会長 大山 博司

医療法人社団つばさ 両国東口クリニック 理事長

この度、58回日本痛風・尿酸核酸学会総会 会長を仰せつかり、2025年2月20日(木)・21日(金)に東京の両国にあります「国際ファッションセンタービル KFC Hall&Rooms」で開催することになりました。テーマは「遺伝と環境への総合的アプローチ」といたしました。

ポスターデザインは、華やかな江戸の文化を色濃く残す両国という地を意識して「写楽」をモチーフとして作成させていただきました。

本学会の特徴は、基礎研究者と臨床研究者が一堂に会して同じテーマを議論することにより、新しい知見を世界に先駆けて発表してきたことです。そこで今回のテーマは「遺伝と環境への総合的アプローチ」といたしました。このテーマのもとで、痛風や高尿酸血症の発症や進行において、遺伝と食生活や運動習慣などの環境因子がどのよう関わっているかを総合的にアプローチすることにより、痛風・尿酸代謝疾患の予防・治療につながる価値ある情報が得られる可能性があります。

さらに他職種との連携や協働による総合的な治療の推進を目指します。例えば、薬剤師や管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、スポーツトレーナーとの連携により、遺伝情報にもとづいた適切な薬物治療や食事、運動のアドバイスを行い、医師との連携により個々の患者に最適な管理などを行うことが考えられます。また、このテーマに関する研究は生活の質や健康に対する意識を高め、社会全体の健康増進につながることが期待されます。

本学術総会の内容として、テーマに基づいて特別講演として東京大学の鎌谷洋一郎教授をお招きして「複雑形質へのゲノム医学アプローチ」についてお話していただく予定です。また、教育講演では聖マリアンナ医科大学の小林泰之教授をお招きして「最新医療AI入門:あなたも生成AIを使いこなしませんか」についてのご講演を予定しています。その他、「痛風・高尿酸血症の管理の及ぼす遺伝と環境のコラボ」、ダイバーシティ推進委員会企画による「医療現場における働き方改革の現状は?」、学術交流委員会企画の日本痛風・尿酸核酸学会、日本高血圧学会合同シンポジウム「高血圧および関連疾患における尿酸の意義」、「ガイドライン改定に向けて」の講演などを予定しています。総会の成果が日常の診療や指導に生かされるものと期待しております。皆様方の多数のご参加をお願い致します。

  • 第58回日本痛風・尿酸核酸学会総会事務局

    医療法人社団つばさ両国東口クリニック

    〒130-0026 東京都墨田区両国3-21-1 グレイスビル両国8F

  • 第58回日本痛風・尿酸核酸学会総会運営事務局

    株式会社メディカル東友コンベンション事業部

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    TEL: 046-220-1705 FAX: 046-220-1706

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